しんどい

改行はない 生活するだけ

2021.7.19

書きたいことができたときにメモとして残しておけばいいものの、ブログの下書きとして途中まで書いて保存してしまうので、どれもこれもまとまりがなくなって数だけ増えてしまう。結局いつもごくわずかの独立したセンテンスが宙に浮いたままになっている。今確認できるだけでも、4月の残業帰りに、乗るつもりもなかったタクシーを止めてしまい、それもいいかと思って乗って帰った話や、カネコアヤノのライブで抱擁された話、『吉祥寺だけが住みたい街ですか』の続編開始を知り歓喜している話、いびき用のアプリに夢中になっている話などが葬り去られようとしている。書きたかったはずなので残念です。

今年一番であってもおかしくない酷暑の今日に一回目のワクチン接種に行きました。巨大な会場で、行政から委託されたプロ集団が、受付から退場まで、華麗に人々をさばいていて、さながらディズニーランドの様だった。見る限り完璧なその仕事ぶりに圧倒されているうちに、時間通りのスケジュールで接種を終えました。この体験をしただけでも集団接種にしてよかった。それにしても外が暑すぎるので、帰り道の自転車30分は地獄だった。途中で涼を求めてカフェに入ろうとしたけど、ちょうど良さそうな店が見つからず、家を一駅分通り越した先にあるスターバックスまで行った。Twitterで話題になっていたJUMP+配信の『ルックバック』を一気に読んだ。ジャンプ系はあまり肌に合わずほとんど読まないので、チェンソーマンですらも無料の一巻で挫折してしまったのだけど、こちらはページをめくる手が止まらなかった。野暮な感想とか考察はいくらでも出てくるのでいいや。いや、おれにそれを書く能力がないだけか。

https://shonenjumpplus.com/episode/3269754496401369355

7月に入ってやっぱりすごくモヤモヤしている。フリッパーズ・ギター小沢健二小山田圭吾は紛れもなくおれの青春のヒーローだったのだから。この人らを抜きにして自分の10代から20代前半を語ることはできないと思っているので。なのに、ただモヤモヤして、自分の思うことをはっきり言語化することができないでいた。まず小沢健二の件が先で、このことは後から出てくる小山田圭吾のことに比べると随分ちっぽけなことに感じるかもしれないけど、やっぱりただの一時的なスキャンダルとして無視はできないのです。不倫報道が出たことをネットで知って一番最初に思ったのは「あはは、しょうもない」だった気がする。結構軽く流して面白がっていたけど、それがどんどん「気持ち悪い」「ダサい」となり、騒動を擁護するファンたちの「こんなしょうもない報道に負けるな!」的な無理のある(無理してる)ツイートで、「こりゃもうだめだ」となった。まあファンたちのツイートはリプライは普段から寒気がするものが多いのだけれど。小沢健二が騒動後に発信をしたのは7月16日のツイートのみで、その内容もチケットの払い戻しをしない客に対して贈るグッズのことのみ。別に不倫して若い女が好きで遊びまくってると開き直ってもいいと思っているくらいで、今後これに何も触れないとか息子二人を表に出し続けるのはやめてほしい。おれは小沢健二が帰ってきて嬉しかったのに、求めていたのはこんな展開じゃない。よく知らない人にネットニュースのコメントで好き勝手非難されることじゃない。別にパーソナルな部分は知りたくないのよ。ましてや不倫報道あるあるの「打ち合わせをしていた」みたいな相手のコメントとか最悪だ。昔の王子様のノリで歌いながら舌を出しちゃうみたいなキモさは許せるけも、そういう三流芸能人的なキモさはいらないのでよろしくお願いします。それで小山田圭吾の件ですけど、まさか令和3年にワイドショーやネットニュースで連日彼の名前を聞くようなことになるとは思わなかった。もちろん、五輪の演出メンバーに入ったニュースを見たときには「あ、やばいだろ」と思ったし、案の定その晩には見事にネガティブなニュースが飛び交っていた。おれは元から作者の人間性と作品は別なんて完全には思っていないし、今回の批判は当然そうだろうと思う。だけど、それと同時に自分が影響を与えられたあの年代の音楽とか、カルチャー全般を大きすぎる主語でひっくるめて嘲笑されたり否定されてしまうと、なんというか、やりきれない気持ちになる。おれは完全なる渋谷系後追い世代です。その時代をリアルタイムで体験しておらず、「当時はそういう文化だった」と言われてもカルチャー全体としての空気感を全く味わっていないので、はっきりと真偽はわからない。だけど、確かに当時にそれを許容する(黙認する)空気があって、インタビュアーのあの半笑いで煽る態度も、それを掲載することも、出版されて社会に流通することも、その雑誌が今もなくならず根強い人気を誇っていることも事実ではある。それを前提として、少なくとも今小山田圭吾に対しておれが思うのは、あんたなんかが五輪の仕事を受けてんじゃないよということと、それでも辞退しないならば、問題になっていることを今どう思っているか、この機会に本当の言葉で発信しろよということです。昔からのファンだったら知らないはずはないし、人間性と作品は完全に別という考え方をしてきたファンでも、少しは「今ではどう考えているのか」ということは気になっていたんんじゃないのかな。少なくともおれは好きになってから色々知ってしまったのでそうでした。あの時のことを激しく後悔しながら活動しているならいいなとか、そんな都合の良い期待をしながら、今の小山田圭吾も当時のおれがよく知らない小山田圭吾もどちらも好きミュージシャンの一人として存在していました。好きなものを純粋に好きでいつづけることはこんなにもしんどいのか?

と、不立派おじさん2人についてスターバックスで書き連ねていたらどんどんワクチンを打った方の腕が重くなってくるし、外は変わらず暑い。だから今日は美味しいものを食べよう(毎日思っている)と思いスーパーで2割引のお寿司を手に取るもすぐに戻しました。並んだレジの列が長すぎて、行き着く先が有人レジなのかセルフレジなのかわからない。帰宅して妻ちゃんにワクチン接種が楽しい経験だったことなどを話した。その数時間後、痛みが増幅してベッドでウーウー唸るまで悪化した。

 

追記:7月18日放送の『サンデージャポン』(おれは録画までした)で、爆笑問題太田が小山田圭吾を擁護し、見事に炎上した。そのことについて7月20日放送の自身のラジオ『爆笑問題カーボーイ』の冒頭で太田が、サンジャポの番組内できちんと伝えられず、視聴者を傷つけてしまったとしながら、「あのインタビューを面白いものとして成立する場(局面)があった」などと、随分丁寧に発言の趣旨を説明していた。内容については特に触れないけど、話している太田の息が少し震えていたような気がして、少し泣けてしまった。

 

2021.5.25 あたらしい窓

冷凍庫がパンパンなので、前から入れておいたコストコディナーロールを昨夜から冷蔵庫に移しておき、今朝5つも食べた。冷凍庫の様相は、妻ちゃんが来月の結婚式に向けてダイエットを始めたことからブロッコリーやほうれん草で埋まっていったことによるものなのだけど、式は延期の判断をしました。この一年はまさかの連続だ。

人生には三つの坂がある。上り坂、下り坂、そして“まさか (坂本裕二『カルテット』)

自転車を買ったので、暖かくなってからはたまに自転車通勤をしている。地下鉄に乗っていたら通ることのない場所に出会えるので楽しい。ただ、朝の出発が遅れ気味なので去年みたいに職場近くの河川敷でのコーヒー読書タイムを捻出できていないのが残念だ。最近は新居に作る本棚のために紙の本を集めているので、電子書籍をあまり読まなくなってきたのだけど、この前買った『東京タラレバ娘シーズン2』が面白かった。

前作とは違ったアプローチで、結婚とは、幸せとは、人生とは、ということを考えさせられる。「結婚して楽しい家族を作って楽しくくらす」という小学生の夢が全く当たり前に実現できなくなっているのがこの時代だ。そんな中で結婚して幸せに暮らしていることに改めて感動してしまう。

仕事はしんどいことも多いけど概ね順調で、暮らしに使える時間が増えている。それでも時間は足りると思うことなんかはなく、寝る時間になるのが悔しい。

妻ちゃんの誕生日なので、少しお高めの焼肉屋さんを予約した。と言っても、営業している店は限られているし、お酒も注文できない。それでも楽しみにしてくれているようなので、おれも今日は良い日にしたいのです。仕事を予定より早めに切り上げて、街の大きな本屋へ。誕生日プレゼントはもう先月にワンピースをあげていたのだけど、当日に何もないのは味気ないのと、人のために本を選んで贈るという幸せなことをしてみたかったのです。一冊はすぐに目についた絵本『翻訳できない世界のことば』を。

翻訳できない世界のことば

翻訳できない世界のことば

 

情緒的で素敵な言葉がたくさん紹介されている。妻ちゃんはあまり本を読まないのだけど、これはちょうど良さそうだ。それでもってもう一冊は、木村和平の『あたらしい窓』を。

あたらしい窓

あたらしい窓

  • 作者:木村 和平
  • 発売日: 2021/01/02
  • メディア: 大型本
 

カネコアヤノの写真でお馴染みの木村和平さんの写真集。新刊で写真集を買ったのは生まれて初めてかもしれないな。意図はしなかったけど、二冊ともどこか詩的で穏やかな選書になりました。

あとは久々にこのブログを書きながら焼肉屋さんの予約時間を待とうと適当な椅子を探すも、どこもかしこも使用禁止のテープが置かれている。いつもホームレスの人が座っていた場所まで。あの人たちはどこで過ごしているんだろう。仕方がないので、ISHIYAのカフェに入りブレンドを注文するとサービスで白い恋人が1枚付いてきた。それが嬉しくて三口に分けて食べた。3月まで恋人だった人はもう恋人じゃなくなった。「妻」はなんだか響きが冷たい感じがしていやなので、妻ちゃんかな。日本語は同じ意味でも何通りの言い方があるくせに、配偶者については、そのほとんどのパターンがほぼダメ。ぜーんぜんダメ。もっとカジュアルでフラットな呼び名を誰か考えておくれよ。

 

 

2021.3.6 ばかものめ

おれには働いている暇なんてないのだよと声を大にして言いたい一週間だった。ようやくきた週末。月100時間の残業?そんなレベルで生きていないのだよこちとら。月20時間だってきついくらいなんだ。なんなら毎日8時間働くなんて修行かよとも思っていますとも。おれの過労死ラインは極めて低い位置にあるぞなめんな社会よ。そんな状態で迎えた昨日金曜は、なんとか20時に職場を出た。本当は残業続きだったおれの生活になんとか褒美を授けたくて、映画館に行く、ビールを飲める古本屋に行く、ネットカフェで漫画を読むのどれかがしたかったのに、寝不足と疲労が自分を家へ誘ってしまった。それならばせめて美味しいものをと、デリバリーの店選びを始めるも「価格に見合わなかったらどうしよう・・・」の不安に襲われて結局コンビニ飯に。しかもよりにもよって家の隣のファミマに。ファミマは職場近くにある唯一のコンビニで、毎晩食べ飽きているというのに。少し高いビールとたこ焼きと辛いカップ麺を買った。家に着いて、アメトークの「今こそジャイアンツ芸人」を観ながら約一週間ぶりの飲酒。いつだったか沖縄のアンテナショップで買ったチラガースモークも開けた。これが思った以上に量が多くて胸焼けしてしまう。おいしかったのだけども。恋人は友達と三人で餃子を食べにいっていた。もともと友達が少ないおれは、年に一度飲むかどうかという友達ともこの状況であえて飲みに行くという話にもならず、しばらくそういう機会がない。よく飲んでいた面々ですら、先月この状況だからという理由で断念してしまったので、会えず終い。人それぞれ考え方があるし、おれも慎重派の部類ではあると思うので、考えてみても仕方がないことなのだけど、行ける恋人は普通に羨ましい。おれは家で一人ビールを飲んでも満たされることなく、連日の疲れから頭痛がしてくる。横になって初期の『空気階段の踊り場』を聴く。恋人が、帰ったら話したいことがあると言うし、おれも吐き出したい愚痴があったので少し粘って待ってみるもなかなか連絡が来ず、寝落ちしてしまう。

遅く帰ってきた恋人に起こされたり、悪夢で変な時間に起きたせいで何度寝もして結局11時近くに起床した。お互いに話したかったことを目やにをつけたままベッドの上で話す。些細なことかもしれないけど消化しきれなかったことを話して少しスッキリした。お腹が空いて辛ラーメンを食べた。朝一番に胃に侵入したものが辛いヤツだったので、やたらジンジンときた。食べ終えて結婚式の会食時に流すプロフィールムービーの制作を頼む業者をネットで探した。サンプルムービーに使われているBGMが総じてダサくて、少し素敵だと思ったものも台無しに見えてしまう。音楽と文章にはきちんとこだわろうと心に誓った。夕方から恋人がネイルサロン→先輩との約束が決まっていたので、おれも有意義に時間を使おうと頭をひねる。本当は一番オイルマッサージとクリームバスに行きたかったのだけど、お財布がなんとも寂しいこのごろなのでグッとこらえてネットカフェに行くことにした。方向音痴の恋人をネイルサロンに送り届けた後、3時間パックで入店。プレミアムブースなるものが新設されていたので試してみたけど、ただロックがかかるだけで他にプレミアム感を得ることはなかった。ドリンクバーのコーヒーとソフトクリームを食べながら漫画を読んだ。

私の少年』が完結していた。「関係性に名前がなくてもいい」というようなことを、いつだったかこのブログで書いたことがあるような気がするのだけども、まさにそれが主題とも言える素晴らしい物語だった。これは単行本を揃えて、新居の本棚に置くことが決定しております。これからの時代を生きる思春期の子どもたちに読んでほしい作品です。真脩が、聡子の元恋人であり上司でもある椎川に「(聡子のことを)女として見てるんじゃないの?」とい言われた時の返し

人間だと思ってます

最高だな。男とか女、夫婦、親子、友達、同僚、同級生、そんな名前のついた関係性を超えた人間としての愛に脱帽しました。それにしてもおれはカルチャーを摂取し始めると途端に機嫌が良くなるので簡単で良い。でも恋人から帰りが遅くなるとの連絡を受けて拗ね散らかしてしまう。だって今夜一緒に観る約束だったカネコアヤノのZeppワンマンショーの配信が今日23時までで終わるんだもの。一人で観るったって、それは少し違うんですよ。そんな気持ちで、ネットカフェからクラフトビールが飲める古本屋さんへ移動。あまり気軽に行きやすい店ではないので、ようやく来店二度目です。事前に電話して来店すると先客はおらず、存分に選書と飲酒に集中できました。

f:id:shindoi1:20210306234320j:image

新刊も含め、とても良い出会いができて大満足だ。ますます新居の本棚が充実してしまう。それを読みながらのクラフトビールも至高で、きちんとこの人生を肯定できます。帰宅してはやる気持ちでカネコアヤノの配信をかけながら一人でこれを書いている。結局途中ではいしん終了時間がきて最後まで観られなかったけど。明日はもう日曜日。大事に過ごします。あと、3、4月は、『あの頃。』『あの子は貴族』『街の上で』『くれなずめ』『まともじゃないのは君も一緒』が観たいな。なんて浮かれていたら、恋人からまたも気分を急降下させる連絡が来ました。なんなんだもう、おれもしんどいわ。しんどい日々で待ちに待った金曜土曜がこんなですかと。褒美はどこへ行った!ばかものめ。

f:id:shindoi1:20210307011727j:image

先日遅くに疲れ果てながら歩いたいつもの道で撮ったやつ。特別じゃないけどやっぱり美しい。

よし許そう。

 

2021.2.20 あるいは2021.2.21 anna

家を建てるので、その打ち合わせがちょくちょくあるのだけど、毎回少しずつ「自分たちの棲家」ができることへの喜びみたいなものが増していく。まだまだ実感はないのだけれども。2人でたくさんこだわって、生活に便利な間取りを考えていて、それはそれでもちろん楽しいし、大事なことなんだけど、もっとわくわくするのは生活にはあってもなくてもいい部分を考えることです。例えばスキップフロア(中2階)にあるごろごろする空間だったり、そこから一段上がった先の踊り場に設ける天井高4m超の本棚のことです。一時期本気で現実逃避をして本屋をやりたいと考えていたこともあり、本より本棚が好きなくらいなので、自宅で自分の思うままのそれを作ることができるのが嬉しいのです。生涯手元に置いておきたい本や、落ち込んだときに恋人に呼んで元気を出してほしいもの、開くだけでうっとりするような美しい写真集、いつの日か家にいるかもしれない小さい子どもに読み聞かせたい絵本、ひいては、成長した頃にもっと世界を広げてくれるものまで。人物はその人の本棚に表れると思っているので、人生をかけて自宅本棚で自己主張をしてやりたいと思います。

2月に入ってから、仕事が少し忙しくなってきてあまり気分が盛り上がらない。本当は恋人と夜にスーパーに集合して恵方巻きが食べたかったのに。そんな中での楽しみといえばもっぱらラジオです。スマホのデータ通信を無制限のプランに変更したので、ちまちまラジオクラウドを家でダウンロードすることなく、radikoで全編を楽しんでいる。やっぱり音楽が流れるラジオは良い。どうして音楽はラジオから流れるだけであんなにエモーショナルになるんだ。バナナムーンの曲対決を聴けるようになったのも嬉しい。星野源の『おもかげ』が流れた。

もう30歳なのに、結婚することを上司に報告するやつができないでいる。もう3週間くらい「今日も言えなかったな」を連続していてしんどい。職場での口数が、三四郎相田がゴールデンの番組のひな壇にいる時くらい少ないので、いざ喋るとなるとやり方がわからなすぎる。いや、頭ではわかるのだけれどもこわくて腰が引けてしまう。前の職場では近くにいる同僚に全然気にせず話しかけることができたのに。環境の変化はこわい。

週末、たくさん寝られて良かったのだけどなんだか無気力が続く。メルカリで買ったエドワードゴーリーの『おぞましい二人』が届いたので読んだ。2人の最後の別れの場面で目を見つめ合っていたのが印象的だった。モナはハロルドに出会わなければ、二人で一人にならなければ、子どもたちを殺すこともなかったかもしれないけど、やっぱりハロルドが最愛のパートナーだったのかな。怖いというより、みじめで悲しい話だった。

しばらくYouTube空気階段のコントを観たりしていたけどどうにも気分がすぐれず、寝転がってあだち充の『ショートプログラム』を読み始めた。こんなに面白かったっけ?というほどにページをめぐる手が止まらん。

 

空気階段単独公演『anna』の配信を買った。2500円を躊躇してしまうほど財布の紐はかたい。でも本当に好きなものにお金を使えないなんて不幸になってしまうので、ちゃんと決心して買いました。オープニングがかっこいい。空気階段はもうテレビにもたくさん出ていて、しっかりと売れ出しているのだけども、軸がぶれずにコントとラジオを大切にしていて嬉しい。そしてやはり二人ともルックスが美しすぎてうっとりしてしまう。コントをやるために生まれてきた顔面だ。おぎやはぎの2人も「かたまりは普通に美形だし、もぐらはかわいいし何より上品」と言っているが完全に同意です。正直言って、前半のキャラとかSF的な世界観強めのコントはあまり好みでなく、笑いの量も少なかったので、少し退屈に感じてしまった。オムニバスの伏線回収もよくある手法だし、前回の単独ライブでも用いているので、その巧みさみたいなことを絶賛する気にもなれず。ただ、そんな気持ちを完全に吹っ飛ばすくらいに、後半の恋とラジオのコント「anna」素晴らしかった。泣いてしまった。もちろん、10年後のタクシー内で聴くラジオ最終回が電波ジャックされてしまうくだりはちゃんと吹き出して笑ってしまった。キングオブコントで恋の尊さを伝えた水川かたまりだけど、それをさらにアップデートした叙情的な恋のコントでした。二人のルックスと抜群の演技力、水川かたまりの書く物語はもう芸術作品です。つい、水川かたまりの前妻のように「エモ〜い」などと言ってしまいそうになる。それにしても、高校時代から生きにくそうなヤマザキ(ヤマザキ春のパンスト祭)とシマダ(水曜日よりの使者)のようなキャラクターを描くのが本当に上手だな。シマダの「ハンッ…」「フンッ…」っていう笑い方、とても好きだ。

f:id:shindoi1:20210221173342j:image

f:id:shindoi1:20210221173348j:image

 

休日は楽しい。大体朝は『サンデージャポン』か『ドキュメント72時間』を観ながら食パンを食べて、コーヒーを飲む。その後イヤイヤ二人で洗濯をして、ああだこうだと小競り合いをしながらほかの家事も進める。今日は出かけないからとシャワーを浴びなかった。大体昼過ぎには一通り終えて、何して遊ぼうかという相談が始まる。そういう時は大抵、面白そうな映画を探して観ようかという提案がどちらかから出るのだけど、大体30分以上探しても見つからない。普段からウォッチリストを更新しておくことの大切さを感じるのだけど、その次の週までまた忘れている。それで結局、お互いにタブレットで好きな動画を観たりゲームをしたりしている。この時間が何より愛おしいし、家が建って居住空間が広くなって恋人と離れた場所にいるようなことになると思うと寂しい。できれば恋人の存在を感じられる距離にいたいのです。まあ今からそんなことを心配しても仕方がないので、気の利いたポップソングを聴きながら、ブックオフオンラインで踊り場の本棚に置く古本を漁っていた。古本は他人が一度買って読んだ本というそれだけの事実に興奮する。なんなら手に入れてから読まなくても、それはそれでいい。喉が渇いてきたので昨日スーパーで買ったサントリーの翠ジンをソーダで割って飲んだ。アルコールくささがなくて、飲みやすすぎてやばいやつだ。グビグビいってしまう。久々に飲んだジンのその味から、18から20歳の頃一時的にカクテルに凝ったことがあって、よく地元のスーパーでトニックウォーターやらライムやらを買い込んでいたことを思い出す。あの頃はわかりやすいモラトリアムで、何をしていても楽しかったけど、その反面不安でしんどかったな。その頃出会った人たちがどうしているのかふと気になることがある。もう連絡先も残っていない人がほとんどだ。ほんの1、2年の繋がりだったので、おれ以外の人にとってどういう関係性という認識だったかわからないけど、おれにとっては思い出深い時間を過ごした人たちと思っている。いつか偶然また出会えたら、おれのこと覚えていてほしいな。

この街は春になると、雪どけのにおいと排水溝に流れる水の音がする。この前、やけに暖かい日に、先取りしてそれを感じてしまった。まだ春は先なのに。この春はどうしても素敵な季節にしたいです。気軽に外に飲みに行けなかったり、ライブに行けなかったり、それくらいは我慢するので、どうか頼みます。みんなにとってもそうなりますように。

2021.1.14 Smoke

ハッキリとしたわけもわからずモヤモヤとしんどくて、どうやら恋人もしんどそうで、すぐ帰ってこないことを聞いたので、おれも最寄りの一駅前で降りてずっと気になっていたラーメン屋さんへ。ラーメン屋さんといえども、めちゃめちゃにおしゃれな空間で、オマール海老の冷製つけ麺なる料理を出すお店で、しっかりとその味と居心地の良さを気に入ってしまった。非日常でとても良かった。今日の自分にぴったりでした。おつまみの白い野菜のピクルスと鮭とばもとても美味しかった。

f:id:shindoi1:20210114211205j:image

帰り道に、トイレを借りようと寄ったコンビニの手洗いに、「コロナウィルス感染拡大防止のため使用後は必ず手を洗ってください」というボロボロの貼り紙を見つけた。このコンビニの開店時からずっと貼ってあったかのように、その縁が破れている紙の状態に時の流れを感じてハッとしました。当たり前がなくなったことに少し慣れて、だいぶ腹が立っている。そんなことを考えてしまって、また日常に戻って少ししんどくなってきたので、久しぶりにHomecomingsのアルバムを聴いた。あらためて『Smoke』良い曲だな。一昨年のRSRで見た景色を思い出して感傷的になりました。「忘れないようにここにずっと書いておくけど」という歌詞、たまに思い出して、書き残すことの大切さを確認したい。一駅分を歩いた帰り道、雪の吹きさらし煙みたいになって少しきれいだった。だけれど、寒い。

2020.12.27 暮れ

そして時は2020 全力疾走したよね

から始まり、2021への希望をこれでもかと溢れさせた『強い気持ち・強い愛』にえらく感動してしまいました。12月26日の朝、前日ののMステスーパーライブの録画をみた。地下鉄サリン事件阪神淡路大震災があった1995年にリリースしたこの曲は、この2020年に、クリスマスにテレビをみている大衆に向けてMステで披露するにふさわしい曲だった。もちろん筒美京平の追悼ということでもあるけど。小沢健二復活後、テレビでの演奏で第一位だ。そして、本当に来年こそは、来年こそはだ。会いたい人にも全然会えなかった。直接いいたいことも言えなかったなぁ。結局去年よりも「良いお年を」が言えなかったじゃないか。「乾杯」と同じくらい好きなんだけど。2021にお預けにします。

恋人が泊まりの用事で出かけてしまったので、やや拗ねながらこれを書いています。きれいに新年を迎えたいという思いからいつもの美容室に行ったら「こんな時に足を運んでいただいている常連様へ」と、短めのヘッドスパをサービスしてくれた。いやいや、こんななかでリスクを冒していつもどおりにあり続けてくれることに感謝なんですよと、思いながら(恥ずかしくて言えなかった)、頭皮をグワグワとほぐされて最高の心地だった。来年結婚すること、家を建てることを少し話した。オーナーのスタイリストには「あともう一回くらい(結婚)してほしいなあ」などと軽口をたたかれたが、冗談じゃないぞ。打ち止めだ。そんな軽めのやりとりも心地よく、ついのんびりしていたら観ようとしていた映画に間に合わなくなってしまった。Aマッソ加納さんがArtistspokenで話していた『僕の好きな女の子』

f:id:shindoi1:20201229081712j:image

f:id:shindoi1:20201229081818j:image

DVD発売も決まっているけど、札幌と神戸でまだ観られるので、なんとか年内に行きたい。主演の奈緒さんは『姉ちゃんの恋人』が初見でしたが、俳優としてとても魅力的なのですごく楽しみ。好きな俳優が増えると、楽しみにできる作品も増えて幸福だ。渡辺大知はもう、そこにいるだけで渡辺大知の空気になるから稀有ですよね。最近は『有村架純の撮休』の「好きだから不安」の渡辺大知が良かったです。(元カノ役の徳永えりも出てる)東京にいる時に中央線でギター背負ってる彼を見かけた時、わぁ東京だーって、すごく興奮したな。

恋人が18時台から一切LINEの既読がついていないので、ホテルについて疲れて寝ているんだろうと思いつつも心配だ。彼女側からそんなに心配いらないと思われようと、心配なものは心配なのである。ほぼ保護者のメンタリティなので。だから、寝不足なのに1時頃までウトウトしながらLINEの画面で既読の文字が浮かぶのを待ちました。あと、Googleで「スマホの音 鳴らせる」などと検索して、寝てるのだとしても、一旦起きて、ちゃんと支度して寝ないと疲れるし寝坊するよと忠告しようと試みましたが、まあそんな方法はありませんよね。そうこうしているうちにおれも寝てしまい、朝方恋人から寝てた旨のメッセージが来てて安心。大丈夫と思いながらも、どうしても事件事故にあっていたら…と考えてしまうので、これは心配性と言えるでしょう。娘とかできたら、大丈夫かなおれ。『お父さんは心配性』のリアル佐々木光太郎になるんじゃないか。そういえば恋人にコジコジを読むようにすすめているけど、一向に読まないな。

お父さんは心配症 2 (りぼんマスコットコミックス)

お父さんは心配症 2 (りぼんマスコットコミックス)

 
お父さんは心配症 4 (りぼんマスコットコミックス)

お父さんは心配症 4 (りぼんマスコットコミックス)

 

結婚を機に注文住宅を建てることにしたので、ハウスメーカーとの打合せなどが目白押しの年末でした。今日も一人で起きて、契約予定のハウスメーカーの工場見学に行った。担当者との相性が良いので、往復2時間に苦痛な瞬間はなかった。昼過ぎに帰宅して、隣のラーメン屋で昼食をとり、帰宅して洗濯をした。洗濯って今後の人生においてやり続けたくないことベスト5に入るほど嫌いだ。

本当に家に一人でいられない人間になってしまったので、カフェにでも行って漫画を読もうと思ったのに、どこにいくかすらも決められず、とことん自分にガッカリする。それでも一人だとダメになるから人の目につく場所にいたいので、悩み続けて結局「焼き鳥が食べたい!」となり、地下鉄一駅隣の串鳥へ。串鳥はいつでも最高です。しかもカウンターの端っこで仕切られているので落ち着く。勢いづいて生まれて初めての宝くじを買いました。年末年始ジャンボ10億円。今まで宝くじを買う人の気持ちなんてしれなかったけど、今年はなんかそういう楽しみみたいなものがあってもいいかと思って3枚だけ買いました。今年は大晦日に夕方のワイドショーで流れる当選番号発表のやつ、当事者として見られるんだと思うと少しわくわくする。当たる気がしている。そして、何か新しい漫画を読みたくなったので、『水は海に向かって流れる』全3巻を買いました。

今年は色々気にしてネットカフェに行って漫画を読み漁ることができなかったので、ちゃんと堂々と買って読むという行動ができて少し良かったと思っています。その中でも、

『A子さんの恋人』の完結

A子さんの恋人 7巻 (HARTA COMIX)

A子さんの恋人 7巻 (HARTA COMIX)

 

和山やまさんの3作

カラオケ行こ! (ビームコミックス)

カラオケ行こ! (ビームコミックス)

 
夢中さ、きみに。 (ビームコミックス)

夢中さ、きみに。 (ビームコミックス)

 

『僕の心のヤバイやつ』

『君たちが子供であるのと同じく』

君たちが子供であるのと同じく

君たちが子供であるのと同じく

  • 作者:室木 おすし
  • 発売日: 2019/12/21
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

『ウヒョッ!東京都北区赤羽

『ニューヨークで考え中』

ニューヨークで考え中(3)

ニューヨークで考え中(3)

 

には、すごく心を救われました。改めて漫画の偉大さ実感した年になりました。辛かった時期の朝に河川敷でコンビニのコーヒーを飲みながら読んだ作品の数々、絶対忘れないな。心に響きた作品は、家を建てたら紙の本で買って、階段の踊り場に作る本棚に置くんだ。そして家族に何気なく手に取ってもらって眺めてもらうのがささやかな夢です。おれは本当に本屋さんをやりたかったので、その夢を自宅の本棚で叶えたいです。せっかくの人生なので、できる限りの夢は叶えてから笑って死にます。

このブログの下書きを見ると、投稿までに至らずに埋もれている本当に何でもない下書きをたくさん見つけて、かわいそうなのでここに張り付けて2020年のうちに成仏させます。

 

 

 

2020.3.19

仕事を早めに切り上げて帰宅。明日から三連休だし、外で好きに飲んだりできない悔しさもあるからせめて家で楽しもうと、スーパーで買い物をして帰った。恋人は残業で遅そうだから1人で焼きそばを作って食べた。もやしと業務スーパーの冷凍みじん切り玉ねぎを入れた。チープな味が美味しかったけど、サッポロのGOLD STARは美味しくなかった。サッポロにあるまじき駄作ではないですか?

f:id:shindoi1:20201227192629j:image

iPhone11を買ったから色んなカメラ機能を試した故のこの写真

昨日1人で観ようと借りてきた『新聞記者』もあまり観る気になれず、ただぼけっと過ごしていた。

 

 

2020.5.29

今朝も出勤前の10分間に河川敷にきた。ローソンのコーヒーとクイニーアマンを食べた。ローソンのクイニーアマンは思い切った塩気と表面のカリカリ具合が最高だ。食べたのは今日じゃないけど、ミルクチュロッキーもミルク感が強くてファミマのやつより美味しかった。ローソンのパンのレベルは侮れないな。中1の時、バドミントンの大会の日の昼食はいつも500円をもらってコンビニで買っていた。普段あまりコンビニで買い物をすることがなかったので、菓子パンやらなんやら遠足気分だった。一学年上の普段はこわい先輩が、「セブンイレブンのメロンパン美味しいよね!ミルキーで!」と言ってきて、フレンドリーに話しかけてもらえた喜びと、ミルキーだなんてこの人大人だなと思ったことをふと思い出した。ほんとにそれだけですけど。カワグチ先輩元気かな。クイニーアマンを食べながら、生き生きとした生命に満ち溢れた川の流れをみた。思ったよりも流れが速くてあまり落ち着かなかったけど、太陽が反射している水面がきれいだった。30mほど離れたところで階段昇降をしているおじさんもこれが見たいから来ているに違いない。

カネコアヤノがお昼にツイートしたこの写真がとても良い。

晴れていて2人とも楽しそう。

f:id:shindoi1:20201227192821j:image

 

2020.8.19

お盆期間は通勤の地下鉄が空いているだろうという理由で時差出勤をやめていたが、地下鉄の混み具合云々の前に、早めに出て河川敷でくつろいでから出勤するというやつができなくなってしまったのが痛かった。いつのまにかコロナを受け入れて生活し始めているのと同じように、朝の河川敷の時間もまた日常の一つになっていた。来週からはまた出勤時間を遅らせて川を見ながらくつろごう。寒くなって外にいるのがつらくなるまで、おれはあそこでコーヒーを飲む。ゴミ収集日のカラスにおびえながら。

最近は飲酒量が激減しているうえに、飲むお酢にハマっていて実に健康的です。果実酢を炭酸で割ればもうそれで充分幸せ。もちろんお酒も好きだけど、家では極力控えたい。炭酸水はいつも500mlのペットボトルを買うけど、半端にして残すと次飲むときには炭酸が抜けてしまうのでどうしたもんかと考えていたところ、Amazonでこんな素敵なものを見つけてしまった

 

キリン ヨサソーダ 無糖・炭酸水 缶 (190ml×20本)

キリン ヨサソーダ 無糖・炭酸水 缶 (190ml×20本)

  • 発売日: 2016/08/23
  • メディア: 食品&飲料
 

飲みきりサイズでちょうど良いうえに、パッケージがかわいすぎる。即買いです。ノンアルコールビールもやめて、しばらくはこれでお酢を割って飲む。最近の恋人はおれが実家からもらってきたウクレレを練習し始めた。残業後の遅い時間の練習はおれの睡眠を完全に妨害しているけど、おれのいびきはその比ではないので。

 

2020.12.18

ちゃんとしていそうな大人が唐揚げ弁当を買っているとなんか安心する。好きなものを好きなだけ食べられたらいいのにな。そう思いながらお昼は「目玉チャーハン」を買いました。卵と炒めてあるチャーハンにさらに目玉焼きを乗っけた卵ジャンキーな弁当。たまにおかずに玉子焼きとかトンカツの玉子とじがついている時もある。

 

 

 

2020.10.26 高い場所

 

恋人が婚約者となって、浮かれに浮かれてしんどいことなんて全然ないなんてあの月見の帰り道に思いましたが、恋人(婚約者より気に入っているので結婚するまでそう呼ぶことにする)の両親に挨拶に行くことも許されないほど激しめに反対されているので、きちんとしんどいです。これぞ人生という感じ。

2020.10.3 満月にいたるまで - しんどい

夏でも快適なマスクをいくつか買って試したすえ、恋人の職場の売店に置いていた安いやつに落ち着いたのも束の間、外の空気はグッと冷え込んできました。ユニクロはマスクに防寒性を持たせて、息もしやすいヒートテックマスクとか売り出すのかな。服と同じくらいに、超お気に入りを見つけたい。お気に入りといえば、遅ればせながら『愛の不時着』に夢中になっている。登場人物の1人1人が愛おしく、漏れなく感情移入してしまう。まだユン・セリが韓国に戻れたばかりの中盤なのですが、第5中隊の彼らが出てくるたび口元が綻んでしまう。くまのプーさんの100エーカーの森の仲間たちが毎度かわいくもおバカな騒ぎを起こしているのを見るのと似た感情だ。ドラマ全体を通して、どこかで見たようなベタな展開にも一切興醒めすることなく、夢中になってしまうのは、緻密で繊細な脚本の素晴らしさに他ならない。余計なところが何一つない。おれはこれまで、所謂韓流ドラマ的なものは少し見たところで全く受け付けなかったのですが、愛の不時着はそういった韓流ドラマを最大限にリスペクトしながら現代的にアップデートしていることは容易に想像できる。韓流ドラマフリークのジュモク(名前わからんかったので調べました)が事あるごとに「南のドラマでは〜」と、あるあるを口にすることからもそれは大いに読み取れる。いわばこの作品は韓流恋愛ドラマの終着点なのだ(二度目ですが韓流ドラマはまともに観たことがありません)。残り半分を見終わってしまうことに既にさみしさを感じている。

終わる寂しさといえば、『A子さんの恋人』のことなしにこの秋を通り過ぎることはできない。とうとう作品が完結してしまった。けれども、作品は登場人物の人生のうちのほんの数年であり、単なる切り取りにすぎない。A子さんたちの生活は続いていくし、ドラマチックなことばかりにいつまでも浸ってはいられないのだ。

私たちは全然かわいそうじゃない 

(U子)

A子ちゃん! 

言い忘れてた

 

さようなら

もう 二度と会わないよ

(A太郎)

 

本編とは関係ないのだけれど、最終回後の見開きページの登場人物一言紹介で、U子について、

「正月以外も雑煮を食べて良い」という気づきが、ただでさえ豊かな人生をさらに豊かに

と書いていてついKindleの画面表示を拡大して見てしまった。最高すぎる。

ブログは下書きをしては時間が経って消し、という繰り返しなので、そのほとんどの下書きは消えてなくなっているのですが、今回は半月くらい放置した文をちゃんと生かしています。ゆえに、今日時点で愛の不時着は残り1話と少し。そして、A子さんの恋人の余韻は残ったままで、東京タワーに登ったA太郎のように高い場所にきている。ここ最近は、恋人の両親へ挨拶に行くこと、新築戸建を買うこと、結婚式のこと、それらにかかるお金のことなど、幸福でありながらも考えることが多くて容量の少ない頭が疲れてしまっている。そんな時は高いところだ!と、平日昼に札幌で一番高い場所にやってきた。

f:id:shindoi1:20201026152702j:image

なるほど、やっぱり疲れた時に高いところはわかりやすく良い効能がある。ビールでも飲みたいところだけどきちんと我慢した。就学前によく親に連れられて喜んで遊んだデパートの屋上遊園地が見えた。随分寂れていて、閉じたのにまだそのまま置いてあるんだなと思っていたらどうやらまだ営業しているようで嬉しくなった。…なんて懐かしさに酔っていたら突然思い出したのだが、確か屋上にあがるフロアにも室内遊園地的な場所があって、リニューアルされて綺麗になっていて、18歳の時そこのバイトの面接に行ったんだった。当時、居酒屋やカラオケはおろかティッシュ配りまで面接で落ちていたおれが唯一採用の連絡をくれたところだった。でも当時は子ども大嫌いなのに嘘ついて面接を受けて、いざ受かったらビビっちゃって連絡をすっぽかしたんだよな。あの時はごめんなさい。それにしてもあそこが幼少期の思い出の場所とは、当時の荒んでいた自分は思いもしていなかったんだな。

日本で現存する屋上遊園地はかなり数少ないようなので、もしも子どもができたら絶対に連れて行きたい。それまではどうかそのままでいてください。

f:id:shindoi1:20201026161650j:image

(https://sapporo-kobayashi.com/tokyu_dept/ より)

この屋上への通路、当時のままで痺れる。