明け方

できるだけ早く起きて朝やけをみる

2020.5.22

日々その時に何を考えていたかを記録するために、Evernoteで、誰にも見せない日記を続けていた。だけど、「先月は自分の暮らしとか世の中のことをどう捉えて考えていたんだっけ」と思い、いざその記録を読み返したくなった時に、その頃の記録はサボっていて、大事なところでその習慣の全然意味をなしていなかったりする。続けることは本当に難しい。少なくとも自分の中で先月から変わっていることとしては、「今は耐えて何がなんでも自粛せねば」という気持ちは薄れていることです。おれの住む地域はまだ緊急事態宣言が続いているけれども、新規感染者も減り、正直言って危機感は薄れている。元々おれは結構危機感を持って考えたり動いたりしていた方だと思うから、自分以外の人もそういう人は多いんじゃないかと思う。前よりもあまり緊急事態ということにピンときてないし、日常でできることはした方が良い、このくらいの水準と付き合っていかなければならないという気持ちにシフトしている。現に他の町がそうしているから。そして、これまでの人生で幾度となく自分を救ってくれた物やことに関わる人たちに光が見えますように。現状、見事に救済の目処がたたないライブハウス、飲食店の閉店のニュース、辛いです。

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ここ最近のおれだったら大体23時過ぎに家について、同じ頃に帰宅する恋人と話をして、ドラクエモンスターズ2をプレイして遊んでる。昔ゲームボーイカラーでやっていたやつで、とても楽しい。時間があっという間に過ぎていってしまう。早くデスタムーアとか作りたい。

残業続きで少し手当が出るのと、これから受給予定の給付金と夏のボーナスの見込み、さらには恋人の誕生日が近いからというこじつけに近い理由で財布の紐が緩んでいる。職場の人が「買い物できるところないから全然お金使わないよね〜」と言っていたけど、全くそんなことはない。むしろネットでバンバン使っているぞ。この前はユニクロで良さげなTシャツを買った。これ、内側はエアリズムで外側がコットンという画期的な商品で着る前から褒めたい。

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あとはアイロンを新調しました。今までのスチームアイロンは水を入れたり、使い終わったあとカビを気にして乾かしたりするのが煩わしくて、思い切ってスチームをやめてみた。霧吹きでかけながらのばせば充分だ。小さくてデザインもカッコいい。

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そして今日は勢いで前から気になっていた低温調理機を買いました。これでさらに食卓がパワーアップするに違いない。生活の質が上がると気分も上がってくるので、必要な投資ということにします。色々調べて、有名なBONIQじゃなくてSandooのやつにした。できれば色は黒とシルバーが良かったのだけれども。

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明日はフレンチやらお肉屋さんからテイクアウトのご馳走をかき集めて、恋人の誕生日パーティをするのが楽しみ。外食ができないから、せめて家の中をきれいにして食事がしたい。あと、盛り付けも頑張るぞ。久しぶりに週末に具体的な楽しみがあるのが嬉しい。大事な日を大事に過ごしたい。

 

 

 

2020.5.19

出退勤を30分後ろにずらしているのだけど、恋人はこれまでと変わらないので、朝は一緒に家をでている。朝はと言うが、思えば夜も残業してそれぞれ別の職場をでて同じ地下鉄に乗って帰る日も多い。要するにとても仲が良い。

朝はそのまま出勤すると始業より45分程度早く着いてしまい、おれの一番嫌いな場所に長くいることになることになるので少し時間を潰してから出勤することが多い。といっても職場の最寄り駅から職場まではコンビニしかなく、まだ肌寒い札幌の朝に少し肩をすくめながら店先でコーヒーを飲んでいる。耳にはワイヤレスのイヤホンをつけて、鈴木もぐらと水川かたまりのお喋りを聴いている。大踊り場の『サラリーマンじゃない人川柳』、初期の香りがして良かったな。それで今日は、毎日コンビニ前コーヒーはあまりにも味気ないので、普段通っている川沿いの道から降りて遊歩道まで来てみた。ローソンのホットコーヒーと台湾ドーナツを持って。川に降りたら陽が出てどんどん暖かくなってきて、草の良い匂いがした。このところは外でのんびりすることなんてなかったし、ただでさえ平日は夜遅かったりして心身ともにバタついていたので、贅沢な時間を過ごせた。おれには他人の時間軸で忙しくするのは全くもって向いていないな。呑気に生きていたいな。ここでは犬の散歩、縄跳び、朝食、ランニング、読書、みんなそれぞれ自分の好きに過ごしている。とても安心する。

藤原さくらの『Sunny Day』やっぱり好きだな。晴れた日が好きだ。

1週間の中ですら辛い日も今朝みたいな気持ちの日もあるから、きちんと眠って明日も昨日も心配せずに心穏やかに生きたいです。

さて、仕事いこ。

 

 

2020.4.28〜5.8

在宅勤務を命じられても持ち帰れる仕事がないから年次有給休暇をとって在宅しています。先日のぺこぱのANN0を聴きながら2人分の洗濯をして、トーストを2枚焼いた。トーストは毎日食べるわけではないので、気を抜くと期限が切れてしまう。二枚ともマヨネーズをぬって醤油をたらし、チーズを乗せて焼いた。1人で2枚を食べながらみたゴッドタンは久々の大声クイズで、ダイアン津田が普通に面白くなかった。この企画自体がそもそもあまり好きじゃないのだけれども。恋人に頼まれたZOZOの返品をファミマから送って、虚無感に襲われながら先日買った3DSドラクエ11を寝転がってプレイした。勇者は旅をする理由があっていいな。何やら昔のシリーズの世界に行けるようで、グラフィックと音楽の懐かしさに興奮した。小さい頃、横で母親に「なんでそっち行くの」とか言われながらプレイしたの楽しくなかったな。ある程度大きくなってからは楽しんでできるようになったし、ドラクエなら長時間やっても怒られない空気があった。1人でいるとジャンクなものをだらだら食べたくなる習性があって、ニンニクたっぷりの醤油ラーメンを出前して、見事に胸焼けしてしまった。身体がニンニクに侵されている気がする。浄化せねばと缶ビールを開けて飲み、何だかなあと思いながらこれを書いているのです。ずっと嫌いだったアサヒスーパードライをひょんなことから人にいただき、超久々にのんでいるのだけれども、結構美味しく感じる。胸焼けのせいなのか、わからないけど苦手な物が減れば減るだけ良いと思っているので少し嬉しい。最近はあまり能動的に音楽を聴いていない。少なくともディグるみたいなことはしなくなった。それでも最近これは良いなと思った曲だかミュージシャンを見つけた気がするのだけど、きれいに忘れた。連休、無理に何かをする必要はないのだけど、せっかくずっと家にいないといけないという奇妙な時間になるのなら有意義に過ごしたいとも思う。何か体を動かすことも良いな。動画で学ぶ何か、とか。それを考えるのも面倒なので気分が乗るまで待ちます。

 

2020.5.2

連休初日だけど、仕事の不安や忙しさ、今後のことを考えると手放しにのびのびもできない。それでも外から陽が入ると嬉しくて、窓を開けてみると春の陽気のポカポカしたにおいがした。全国的な真夏日のところがたくさんあるみたいで。

なんとか家にあるもので自炊をと思い、業務スーパーの冷凍野菜などを駆使して食事を作っている。ネギのみじん切りの汎用性よ。昼食後には恋人に爪の甘皮処理と磨いてピカピカにするやつをやってもらった。見違える美しさに惚れ惚れとしてしまう。

 

2020.5.5

仕事が溜まっていたので仕方なく出勤した。ところどころ桜の花が咲いていて春めいていた。ついパシャパシャと写真をとってしまう。去年の今ごろは夜のすすきのを嬉々として撮っていたのに。全然べつの春だ。春の訪れと同時にカラスが凶暴化していて、おれにとっては最大の恐怖の季節の訪れだ。油断してると襲ってくる。周りにいくら人がいてもおれをめがけて襲ってくる。前世にカラスの巣を燃やして回ったりしたのだろうかと思うほどカラスによく狙われる。今年は狙われませんように。

 

2020.5.8

仕事が忙しくて気が滅入ってしまいそうだけど、残業帰りに歩く川沿いの道だけはずっと好きだ。いつかここを歩いた時に、今の職場で働いていたことを思い出すんだろうな。それと、毎日行き帰りに聴いている『空気階段の踊り場』のことも。水川かたまりがエンディングに婚姻届の証人欄の記入を鈴木もぐらに頼むところまで来ました。あと半年分程度でリアルタイムに追いつく。

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2020.4.22

まるで戦時中みたいだな。日々目まぐるしく変わっていく日常、世の中だけど、これからたった数ヶ月先、「またね」と別れた人と会えなくなるなんてことが現実味を帯びてきた。当たり前だっだことが憧れに変わってきている。ワニが死ぬどころじゃないぞ。北海道に住んでいるのだけど、おれが日々積極的に目に触れようとしている情報だったり、Twitterの世界とはあまりにも温度差があってしんどい。北海道も日本だぞ。特に職場の人の呑気さには驚く。未だに「マスクじゃ予防できないんでしょ〜」などと言っている人もいるし、3月末に送別会を催していた部署もあると聞く。狭い会議室に当たり前のように中年男性たちが集まってダラダラと話し、時折大声で笑っている。正気かと思うが、これが現実です。パンデミックを起こしてる国や専門家や前線で命を削っている人たちがいくら警鐘を鳴らしてくれても目先のことしか考えられないんだな。大袈裟でもやりすぎてもいいから、早く何とかしてほしい。自分を形成してくれた文化と、それを作ってきた人たちのことを蔑ろになんて絶対にできない。無事収束したら選挙は楽しみにしておけバカ。

ただでさえしんどい毎日だけど、救いもある。毎朝家から最寄りは空気階段の踊り場を聴く。地下鉄に乗ったら音楽に切り替えて、『A子さんの恋人』を丁寧に読んでいる。これが超面白い。超。

A子さんの恋人 3巻 (HARTA COMIX)

A子さんの恋人 3巻 (HARTA COMIX)

 

表面上では一見何もかもきちんと進まない人間関係でも、その内面では実は目まぐるしく感情が動いている。それは日々の忙しさやいい加減さで手付かずになるけれど、ふとした時に面倒に直面して、でも結局答えもだせずにグルグル回り続ける。ぼーっとしているけどスリリングで、可笑しくて笑っちゃうし、胸が張り裂けそうにもなる。みんな幸せになれ!ドラマ化を希望します。

帰り道も同じで、職場から駅まではラジオ、地下鉄では音楽と漫画、駅から自宅まではまたラジオ。A子さんの恋人で少し感傷的になったところで、空気階段の子どもみたいな言い合いを聴いて中和させているのです。ところで、北海道が誇る最強製菓メーカーの六花亭の好きなお菓子ランキング第2位はチョコマロンです。おれのなかの。六花亭のお菓子は普段食べるわけではないけど、お盆のお墓参りに備えた物をもらって帰ってきたり、なんだかんだで年に数回食べる機会はある。マルセイバターサンド(心の第1位)はあまりに有名だけど、チョコマロンはお供えで買ったりする詰め合わせに入っていて、それ単体ではあまり買おうとしないから、お菓子界のスーパーモブなのです。何とも媚びない見た目硬派な感じもソリッドで良い。

六花亭 チョコマロン 6個入
 

明るい気分でもそうでもなくとも、なんてたって春だ。まだ寒い札幌の夕方をポケットに手を突っ込みながらほろ酔いで歩いた。そしてお腹を壊していた。入ったことのないコンビニでトイレを借りて出てくると、恋人が見たこともないソフトキャンディを手に取っていた。家から遠くないコンビニだけど、歩いたことのない道を歩くのは楽しい。分けてもらったソフトキャンディは安っぽいエナジードリンクみたいな黄色い味がした。

なんてったって春

なんてったって春

連休に向けてゲーム機を調達した。3DSを買って、ドラクエモンスターズ2をやるんだ。小学生の頃、公園でケーブルをつないで友達とバトルした、イルとルカのやつだ。何か有意義に時間使わなきゃと思う反面、ちゃんと頭を空っぽにする時間もなければいけないとも思う。なんて考えてたらまた今日もコーヒーフィルターを買うのを忘れてしまった。

 

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藤岡拓太郎『それぞれの夜』

 

 

 

2020.3.17 踊り場

君って歯並び悪いね 今気づいたよ

それどころじゃなく、歯ももっと大事な物も欠落しているようなアウトサイダーなおじさんたちが登場するのが、日テレ『月曜から夜更かし』、テレ東『家、ついて行ってイイですか?』、TBS『水曜日のダウンタウン』だ。歯無しは今や各局のキラーコンテンツにおいて重要な役割を果たしている。そして、前2つの番組に芸能人としてではなく一般人として街頭インタビューされて出演しているのが空気階段の鈴木もぐらで、彼らのラジオ番組『空気階段の踊り場』の初期のコーナー「サラリーマンじゃない人の声」にも頻繁に、歯のないおじさんたちが登場する。クズ、借金600万円、ギャンブル狂、臭い、デブ、素人童貞、嘘つき、踊り場が始まった頃の鈴木もぐらを形容するそのワードは、間違いなく歯のないおじさんたちと同類のカテゴリの人間であることを物語っている。前述した番組も同コーナーも、そんな歪な人間たちの、狂おしいほどの人間臭さに美しさを感じるところが愛されている理由ではないでしょうか。ということで、この頃は空気階段の踊り場にどハマりしています。前から神回がTwitterなどで紹介されていたのをみて気になってはいたけど、好きなことの渋滞が起きるのが怖くて避けていた。結局TBSラジオクラウドで初回から聴き始めてしまって、今はもぐらの結婚直前まで聞き進めています。それにしても、ネタで勝ち取ったTBSラジオの深夜枠を無名のコント芸人が少しずつステップアップしていく様は、リアルなドキュメントのようでわくわくする。また、彼女いない歴年齢だったもぐらに彼女ができてピュアすぎる恋愛を語る様は、今(結婚したものの妻子と別居中)知ってしまっているゆえ、切なくもある。切ないといえば、サラリーマンじゃない人に続くレギュラーコーナーとして始まった「あんちゃん、あそぼ」は涙と笑いの両方をかっさらっていく。もぐらが現在絶縁されている9歳年下の妹が、貧乏だった幼少期にもぐらを遊びに誘ってくるという設定でその誘い(遊びの内容)のセリフを募集するというコーナー。仲が良かった頃をもぐらが思い出して楽しむためにリスナーから募集するのはたったの一言(「あんちゃん、あんちゃん、目をつぶった状態で、台所まで行けるかゲームしよ」など)で、奇をてらった面白いものが多いわけではないのに、その後もぐらが勝手に付け加えて続ける、自分を慕っていた頃の妹ともぐらの仲睦まじい様子の一人芝居がなんとも可愛らしく感じるほどに、今はそれが叶わないことに泣ける。ピアノのBGMと芝居のうまさがまた涙を誘う。和解してまた兄妹仲良くしてくれることを願うばかりだ。もぐらのことばかり話してしまったけど、相方の水川かたまりもまた人間らしくて美しい。本気でもぐらを罵倒している時の嘘のない怒りの感じ、良い。神回と呼び声高い号泣プロポーズの回はまだみたいなので楽しみにしている。感受性が高すぎてすぐ泣いてしまうところは最近のおれの重ねてしまう。空気階段、これからもっともっと活躍して、こういう、何か欠けていて上手く生きていけない人たちも愛される、生きやすい世界になってほしいな。大袈裟か。

今日の帰り道、あまりに職場と家の往復がウンザリしてきたので途中の駅で降りて業務スーパーへ行った。この前何となくかけてたゴールデンの番組で特集を見て以来、久しぶりに行きたくなっていたんだ。狭い店舗なのに真ん中にどでかい冷凍ケースがどーんとあって、オリジナルの冷凍食材が大量に並べられていて心踊った。玉ねぎスライス、玉ねぎみじん切り、白ネギみじん切り、中華野菜、揚げなす、シーフードミックスをお買い上げ。ついピリ辛のこんにゃくもカゴに入れてしまった。これで連休は家で何か作ります。街中、本当にコロナ禍の札幌か?と思うほど人が歩いていたので業務スーパーだけで寄り道を終えて帰路についた。またKindle Unlimitedに登録したので、本を読んで恋人の帰りを待ちます。

ああどこか近くでいいから旅行でもしたいな。見えないものに怯えて篭るのは少し疲れてきた。せめて毎日良い天気であれ。

 

2020.2.29 うるう

閏年とは何か説明しろと言われても全然ちゃんとできないのだけれども、東京事変が解散して再生する日で、4年に1日しかない2月29日という今日に、朝起きて少しわくわくしてしまう。フレンチトーストが食べたくなってちょうど材料もあったのでいそいそと作りました。わくわくするとはいえ、こんな状況下ではほとんど消化不良になってしまうわけで、なんとも無念です。3.11でも、一昨年の地震も、こういうときは芸術や文化が一番最初に切り捨てられてしまうということだ。納得はできるし、仕方がない。でも、芸術や文化は決して無力だということではないと思わせてくれたのが、アルバムツアーの金沢公演が延期となってしまったカネコアヤノが急遽配信した弾き語りインスタライブだった。「音楽の力で勇気を、元気を」なんて傲慢な言葉は大嫌いだけど、残業中に聴いた彼女の歌声にしっかり心動かされてしまった。みんな、楽しみを失ったり、希望が持てなくなってしまったときには芸術や文化に救われてるはずだ。それにしても、カネコアヤノ、とても良かった。

燦々

燦々

  • カネコアヤノ
  • J-Pop
  • ¥255

不要不急の外出を自粛するどころか、イケメンの知事から緊急事態宣言が出たようで、この土日の行動をどうしようかと考えてはみたものの、どうしても髪は切りたいので仕方なく夕方に外出した。街中の待ち合わせスポットには土曜の夕方にも関わらず人が数えるほどしかいなくて、異常さを実感した。それと同時に不謹慎ながらも、目に見えない脅威に世界中が怯えているこの事態が映画みたいで少し興奮するな…とも思ってしまった。まあ事実として思ってしまったんだから仕方ないと思うし、そう思ってる人もたくさんいると思う。いつもいく美容室は、同じ時間帯に1人しか予約が入らないようにして、風邪症状の有無を確認されたりした。いつもより会話が少ないし、心なしか声のボリュームも小さかった気がした。帰り道、ウイルスにびくつきながら夕食をどうするか考えながら人通りの少ないアーケードを歩いていると餃子の王将がガラガラだったので意を決して入店した。天津飯定食を食べながらみた首相の記者会見、新聞紙をかじってるみたいに何も感じなかったな。ひたすらにその後に待っている恋人の両親に初めて会うというイベントが待っていたからかもしれない。今夜のNHK SONGS は木村拓哉だったのでリアルタイム視聴をしましたけど、夜空ノムコウにまんまと目頭を熱くしてしまった。解散後、過去映像以外でSMAPの曲が流れたのは初めてですよね。それもメンバーが歌っているときたら、光る星の上で歌っていたのもだいぶ熱っぽくなってしまった。やっぱりSMAPは良い。年明けはメンバーたちの動き(メンバー同士のお互いへの言及など)が激化していて目が離せない。SMAPの曲が聴きたくて高校生の頃に買ったiPod classicを探してだしてきたものの充電できるケーブルがなくて仕方なくEnjoy Music Clubを聴いた。あの5人の歌聴きたいな。サブスクで全曲解禁したaikoの新曲がとても良い。J-popのど真ん中をいきながらもかっこ良いのは、言葉数が多いのに歌詞に対して変な区切り方をしない小気味の良さとか、独特のリズム感かもしれない。

子どもの頃に毎週少年サンデーを読むことに心躍らせていた体験が、今大人になって必要なことなんじゃないかと急に思いはじめた。Kindle漫画誌を色々探したところ、モーニングがぴったり好みな気がしたので定期購読したいところですが財布と時間に相談だ。読みかけの本もたくさんあるし。紙の本だと積んで置いてある読みかけもなんだか愛おしく見えたのだけど、Kindleはそうもいかず、ただ「ああ、あれも読んでないな。読まなきゃな…。」が増えるだけだ。一旦は漫画のことを忘れて明日は掃除をしよう。新しく買ったこのダイソンでな。

 

 

2020.2.26 橋

Twitterで更新される『100日後に死ぬワニ』をリアルタイムで毎日観られていることは、もしかしたらものすごくラッキーなことなんじゃないか。後になって結末がわかった状態でまとめて読むより、きっとずっと尊いことだ。まあ結末がどうとかそういうことは大事ではないんだろうけど。ワニ、そのへんの人間よりずっと人間らしくて最高だ。なるべくなら死ぬな。

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雪のない冬だと思っていたら大雪が降りました。邪魔だけど、やっぱり木や建物に積もったフカフカの雪はきれいだ。

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先日の仕事帰りの風景がすごく綺麗だった。写っている橋、朝は憂鬱な気分で眺めているし、ただの変なミントグリーンで、交通量も多くていまいちパッとしないのだけれど、帰り道にふと見るとうっとりしてしまうことがある。どれだけの人がこの美しさに気づいているかな。

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恋人がおれの用意した食事の写真を撮ってくれるのが嬉しい。一緒に暮らしはじめて数日だけど、生活のひとつひとつが温かくて満たされている。夜の外食は月に2回までと決めたのも良い。節約のためにスーパーで日々のお昼ごはんを安く済ますための買い物をしたのに、その帰りにちょっとお高いバスクチーズケーキ屋さんに寄って1人ひとつのケーキを買ってしまうのも良い。こういう些細な幸せにちゃんとお金を使える価値観が合うことが大事だし、本当に丁寧で豊かな生活と思える。

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おいしいものを食べな

できる限り遊びな恋をしな。

おれは意地でも燦々と明るく、美しく生きるぞ。