明け方

できるだけ早く起きて朝やけをみる

2019.1.5

引っ越しをしてバタバタとしているうちに仕事納めして帰省して新年を迎えた。平成も残り4か月か。この2週間ほどで強く思ったのは、どんなに悲しく辛いことがあっても、生活は続いていくということ。人は皆どんなかたちであれ生活を営んでいる。星野源のエッセイ集『そして生活はつづく』はタイトルが好きだ。読んではいるものの、内容はあまり覚えていないが。

そして生活はつづく (文春文庫)

年末年始はというと、ひたすら実家で酒を飲み、ボードゲームなどに興じていた。なんと平和な時間だろう。よう知らんけど兄がボードゲームにハマっており(ハマっていた?)、持参したいくつかのゲームで遊んだ。一番面白かったのは前にもやっておれもハマってアプリまで買った、『splendor』だけど、オバケのうんちゃらというやつも可愛くて面白かった。ルールの説明は面倒くさいからしないけど、プレイに必要な道具が可愛くてテンションがあがる。酒を飲みながら平和にやる分にはちょうどいい。

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仕事始めの日は、3年前に結婚で退職して富山へ行ってしまった元同僚(女性)と飲みに行った。一緒に仕事をしていた頃はさほど仲が良かったり、ましてやわざわざ飲みに行ったりしたような関係じゃなかったが、離れると会いたくなるという、いつものおれの特性が発揮されたうえでの開催となった。昔から、それまではそんなに仲良くしてなかったのに、環境が変わって会えなくなってから会いたがるというよくわからないところは変わっていない。やっぱり久しぶりに会うというのは格別だと思う。そしていつだって誰とだって、乾杯は嬉しい。乾杯はその関係性やその時の感情を全て吹っ飛ばしてくれる力を持っていると思う。そう思いだしたのは、『SMAP×SMAP』のビストロSMAPの最後のゲストとして来店したタモリがSMAP5人との乾杯を提案し、「乾杯したらみんな仲良し」と言った時。これを観た時もう本当にタモリのことを狂おしいほどに素敵だと思ったし、おれはこれからもっと乾杯を愛そうと思った。そして乾杯してくれる人をもっと愛したいと思った。2019年も、たくさん乾杯して、たくさんSMAPのことを思い出したいと思います。